2013年12月20日金曜日

チャック・ノリス・ファクトに新たな記録が!! Chuck Noris smash Van Damme's action performance with CGI


みなさん、こんばんわ。
チャック・ノリス(Chuck Noris)をご存知ですか?あの比類なき強さを誇る空手家であり、ブルース・リーとも親交のあったハリウッド俳優です。
このたび、また伝説を残す映像が発表されました。

おや?この出だし、どこかで見た事あるなと、思ったら。。。
そう!以前ご紹介したジャン=クロード・ヴァン・ダムが身体を貼ってパフォーマンスしたVOLVOボルボのトラックのプロモーションビデオじゃないですか!!

今までに数々の伝説を残しチャック・ノリス・ファクトなる伝説リストまであるそうです。ま、ジョークの一環らしいですけど。。でも、真実もあるとか。。
今回も、更に上を行くパフォーマンスを見せたチャック・ノリス!
ヴァン・ダムは2台のトラックのサイドミラーに股がっていましたが、なんと貨物輸送機C-5 ギャラクシーの羽にまただっているのです!
もちろん、開脚もみせます。


ただ、良く見ると、手の組み方とか違和感が、、


手に違和感とかの問題じゃないですね。。

もう、酷いことになってます。

メリークリスマスと新年おめでとう?

おや?Delov Digital?

じつはこれ、Delov DigitalというハンガリーのCGIの制作会社のクリスマスカードのバイラルビデオでした!ってか、クリスマスカードのレベル高すぎ!!
なので、もちろんCGです。

まぁ、でもチャック・ノリスなら実際にできるんじゃないかと。。。
いやぁ、パロディが続きますね。

こちらが、元祖ジャン=クロード・ヴァン・ダムの身体を張ったパフォーマンスです!

それでは、みなさん
良い週末を!!

Saneyuki Owadaでした!

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2013年12月19日木曜日

750万回再生を追い越せ!ベンツに応戦するジャガーのパロディ広告。



こんにちわ。
広告業界では飽くなき対抗戦が世界中で繰り広げられていますが、日本ではなかなか見受けられない手法ですよね。文化的な背景があるのでしょうか。
さて、今回は 以前ご紹介した広告「メルセデス・ベンツのマジックボディコントロールはニワトリをヒントにしている?」のパロディです。
まずはコマーシャルをどうぞ。

完全なるパロディを展開した高級車ジャガーJaguarのバイラル広告です。
ベンツが展開したコマーシャルでは、ニワトリを利用してマジック・ボディコントロールというベンツのスタビライザー機能を説明していました。このニワトリの特性を活かした広告はYoutubeで750万回再生され、一躍話のネタにあがり、成功を納めています。そんな広告に対抗し、ストレートにパロディを作り上げたのが今回のビデオ。


白い手袋でにわとりを掴んでいる。そう、にわとりの頭はブレません。

ドヤ顔です。

ほら、頭動かないでしょ?ほら、凄いでしょ?

なんて言ってたら、突然がぶり!

「は?マジック・ボディコントロール?こっちは猫なみの反射神経大事っすから。」

で、ロゴとアノテーションで各シェアリンクへ。

いやぁ、完全に喧嘩うってますね。。

こちらが、ネタもとの動画です。

たしかに、こういった対抗意識をわざとらしく出す広告もありなんですが、なんかJaguarのブランドを傷つけやしないかと、勝手に不安に思ってしまいます。両社とも高級車でありラグジュアリーなブランドですから、あまりやり過ぎもどうなのかなぁと。
なかなか車の売れ行きは良くないですし、このジャガーもイギリス車ですが、今はインドのタタ・モーターズの傘下におりますし。いろいろと試している感じですね。

車広告でもう1つ。
こちらは、看板広告で、知っている方も多いかと思いますが、アウディ対BMWの戦いも凄いですよね。

ロスの道路で展開された看板広告の応戦の嵐。最初に仕掛けたアウディ、次にその挑戦に応えるBMW。


そこで、継ぎの対抗策をfacebookのファンページでファンに問いかけるアウディ。

最終的にBMWがF1ネタを持ち出し、試合終了。

なぜって?F1にアウディは参戦していないからなんです。それにしても、両社とも楽しんでるとしか思えないですよね。でも、これ相乗効果が生まれますし注目されます。もしかしたら、両社合作でシナリオが用意されていたりして。。。
それにしても、こんなウィットに富んだ広告の応戦劇は素敵ですよね。

車を買う予定は全く無いですが、車の広告は面白いですね!
Saneyuki Owadaでした!

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2013年12月12日木曜日

紙 VS タブレット!iPadが絶対に勝てないたった1つの理由

こんにちわ!
iPad Airとか、iPad miniとか新しいガジェットがいっぱい発売されて、クリスマスも近いし、自分へのプレゼントに買っちゃおうかなぁ なんて夢膨らみますが、今回ご紹介するのは、その最新鋭のテクノロジーが詰まったタブレット端末 VS 紙の戦いです!



ガジェット好きな夫は、いつも最先端のテクノロジーの結晶であるタブレット端末などを避け紙を使う妻エマに嫌気がさしている。

妻のそんな行動に毎回「エマ。。。。」と落胆。夫は素晴らしいテクノロジーを使えば、こんなにスマートなことはないよ。とドヤ顔
































そんなある日、その夫がトイレに入ったとき
妻の逆襲は始まったのです!
そうトイレには紙が無かった。。。
















エマを呼ぶが、そこに差し出されたのは
なんと!

















そうタブレットに映し出されたトイレットペーパーでした。
















「le papier a un grand avenir(紙には素晴らしい将来性がある)」と締めくくり最後に商品カット。
こちらはフランスのトイレットペーパーの広告でした。

たしかに、iPadとか最新のガジェットにハマりすぎて、持っているだけでスマートだと思っちゃう人いますよね。。。使ってこそモノは機能するもんです。

最後にもう一つ。こちらもどうぞ!

これはこれで、もう新聞紙のようにiPadを使いこなしている証拠でしょうか。。
このくらい自然であれば、紙の将来性も危うくなりますね。
くれぐれもタブレットを紙と勘違いしないよう、ご注意を!

Saneyuki Owadaでした!

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2013年12月9日月曜日

クリスマスプレゼントはタイヤがいい!!冬のめちゃくちゃ怖い話CM!!


こんにちわ

みんさん、もう師走です。早いです。今年はみなさんどんな年でしたか?
今回ご紹介するのは、クリスマスも近いのに、なぜか身の毛もよだつCMです。
ではどうぞ! 
あ、ヘッドフォンをつけるのお勧めします。
国内のCMですが、福岡のAutowayという激安タイヤ通販会社の冬用タイヤのプロモーション用特設サイトのweb連動の映像です。

CMが始まると、注意事項が出てきて、なにやら心臓が弱い方などは見るのを止めてとかいてあったりと、ただならぬ予感です。
















そして始まる映像には、雪道を走る車の車載カメラ視点の映像が。。
















奥の方に人影が。。。。
















なんだなんだと思っていた矢先に っっぎゃ!!!!
















なんと、幽霊らしきものが、襲ってくるじゃありませんか。社内でビクっとなっちゃうし。。
そこで、テロップin 「雪道は怖い」


そして、逃げ果せたと思いきや、良く見ると「冬用タイヤつけた?」だって。。。。
















いやぁ、Youtubeとかで、よく見られる手法ですよね、このどっきりビデオ。
もう、雪道が怖いの意味を履き違えてますが、サクッと楽しませてくれる映像になっています。そして、動画の最後にアノテーションがありwebへと誘導していきます。
















で、その特設サイトもスクロールダウンしていくと、あの幽霊が脅かしてくれるし完全ネタで勝負したプロモーションでした。Youtubeチャンネルでも動画本数は数多く、無理せずブランドを提示している動画が多かったです。

そのブランドやプロモーションのコンセプトにあった映像であれば、それで成立します。ブランドを考えずに映像の見た目に走るとろくなことになりませんし、こういう適宜対応された映像を見ると勉強になりますよね。

驚かせてしまっていたら、すみません。でも、どっきりって予感がしてても、そこで驚いちゃいますよね。
Saneyuki Owadaでした。

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2013年11月29日金曜日

驚愕!とんでもないクリスマスプレゼントを販売するイギリスデパートのキャンペーンCM 「Sorry, I Spent It On Myself」 












みなさん、こんにちわ!
もう来週から12月ですよ。振り返れば、あっというまに年末です。早い所では、すでに2015年度のリクルートが始まりますね。
さて、今回は12月の風物詩 クリスマスです。

みなさんはクリスマスプレゼントの思い出ってありますか?
クリスマスの日に朝起きると、枕元にプレゼントが置いてあって、サンタさんに書いたお手紙通りのオモチャがハローマックとかの包装紙に包まれていたものです。大人になればクリスマスは恋人の時間になり、街中が恋人だらけになる異様な空間です。

しかし、欧米のクリスマスはもっと重要な家族の時間になっています。日本でいうお正月のようです。クリスマスの日には家族みんなで食事をかこみ、クリスマスツリーのふもとには各々が買った家族分のプレゼントを置き、その日にみんなで開けて楽しむのです。
家族分ってのが、大変ですよね。。。そこで、今回のCMです。
どうぞ!



楽しみにプレゼントを開ける人の反応が、変なんです。
そう、みんながもらっているプレゼントは、イギリスに本社をおく、ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nichols)というデパートが用意したギフトをもらっているんです!

CMのタイトルはその名も「Sorry, I spent it on Myself(ごめんね、自分に使っちゃった てへぺろ(・ω<)」みたいな 驚愕なキャンペーンなんです!
え?何これ。。。

ま、たしかに爪楊枝好きだけど。。。

子供「パパ、なにこれ?」
父「栓だよ。栓。」

Sorry, I spent it on Myself(ごめんね、自分に使っちゃった てへぺろ(・ω<)
ハーヴェイ・ニコルス ギフトコレクション
もらった人のリアクションが、ワクワクからの落胆で困惑状態!ペーパークリップや爪楊枝や、あげく風呂場の栓だったり。。。もう、子供も残念でなりません。

でも、これって放送後の実際のクリスマスに、ちょっとした何かを上げるのに最適ですし、笑いに変えられますよね。しかも、サプライズ・プレゼントの前フリにも使えますし
きっかけを作る為の最適なギフトになるかもしれません。これだけのギャグをマジでやる覚悟は凄いです。

日本国内のデパートや百貨店は元気がありませんが、オリジナルブランドで季節に的を絞ってデパートの価値を高められていると思うキャンペーンかなと思います。
こちらが実際のWebサイトです。



みなさんは、どう思いますか?
Saneyuki Owadaでした!

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2013年11月18日月曜日

衝撃!5日間で2200万回再生突破のジャン=クロード・ヴァン・ダムが出演しているボルボのティザーCMが凄い!

こんにちわ。
みなさん。ジャン=クロード・ヴァン・ダムさんをご存知ですか?
あの超有名な格闘家でもありアクション俳優のあの人です!実際、なにが代表作かと問われると。。。。
応え用の無い感じが素敵なアクション俳優です。

このたび、そんな彼が出演しているボルボのティザーCMが話題らしいんです。
まずは、映像をどうぞ!


これはスウェーデンの自動車会社のボルボVOLVOの人気シリーズ第6作目なんです。
その名も「ボルボ トラック」というスタント動画。
日出を背にして瞑想にふけるヴァン・ダムさん、しかしカメラが引くと、彼が立っているところは、なんとバック走行する2台のトラックのサイドミラーの上!!

これで驚くなかれ、BGMには幻想的なアイルランドの歌手エンヤの曲Only Timeが流れながら、2台のトラックの間隔が広がり、ヴァン・ダムさんの足は180度開脚!そのまま最後まで開脚したままCMは終わります。


もう発想が凄いですね。ただ、一見ネタのようにも思われますが、しっかりとボルボのトラックの性能を証明している立派なCMです。たぶん。

トラックのバック走行はちょっとでもハンドル操作を間違えると大惨事になります。しかし、ステアリングの性能が高いが故、バック走行での並列走行が可能なんですね。

みなさん、鍛え抜かれた身体を持つ格闘家・アクション俳優であるジャン=クロード・ヴァン・ダムだからこそ実現したティザーCMだと思います。CMの最後にも、この映像の目的は「This test was set up to demonstrate the stability and precision of Volvo Dynamic Steering(これはボルボトラックのダイナミック・ステアリングの正確さと安定性を立証するための実験です。)」となっています。
















以前も この企画の第1段をブログに書きました!こちらです!
それにしても、あれから、すでに6弾まで作られていたなんて。。。過去の作品をどうぞ!
<これが第1弾>
<続いて第2弾>
<第3弾>

<第4弾>

<第5弾>



面白い企画をするもんですなぁ。
どうやって、人の印象に残すか?しかも、自分たちが売りたいテーマを明確にしながら。
そこが広告やCMの面白いとこですね。

Saneyuki Owadaでした!
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2013年10月30日水曜日

ハッピー・ハロウィーン!!ハロウィンに、ちなんだCM特集


Trick or Treat!
みんさん、ハロウィン仮装はしましたか?
ハロウィーンでは「Trick or Treat(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」と
玄関先で子供達が言う決まり文句ですね。
起源はアイルランドのケルト民族の大晦日が始まりだとか。。

さて、今回はそんなハロウィーンねたを集めました。

まずは、できたてホヤホヤ。CrestとOral-Bが共同で提供するCM?

1「激マズキャンディか歯ブラシか?!」Crest and Oral-B

ハロウィンが一年のうちで子供達が一番砂糖に触れる日だという仮定のもとに、シュガーフリーの健康キャンディーを制作。それを子供達に試食してもらうのですが、まぁ不味い事この上なく。。中には吐いちゃう娘もいたり。。。
こんな激マズなキャンディーを食べるくらいなら、美味しいの食べてしっかり歯を磨こうねというキャンペーン。 

2「安全が一番!MINI Countryman」


続いてこちらは、mini USAのCMです。
殺人鬼から必死に逃れるカップル、そこに見つけたminiに逃げ込む二人!だけど、追っかけてきた殺人鬼が、、、怯えてる!!そこに、また殺人鬼を追いかける殺人鬼が車に乗り込む!絶対絶命かと思いきや、その殺人鬼が前を指さし怯えている!!
車のカギを閉めて、必死に逃げる4人でした。。。
でも、しっかり車の性能を伝え、トランクにはチェーンソーも置けるスペースがあり、7箇所エアバッグサポートやらと、安全を提示。IIHS米国道路安全保険協会が3年連続 安全な車としてこのmini countrymanを選出してるそうです。

3「ハロウィーン衣装ならここしかない!!!」Party City


やはりハロウィーン大国アメリカと言わんばかりの品揃えを紹介しているECサイトのコマーシャルです。なんでもありですなぁ。。

4「お菓子の恨みは長い。。」Snickers


ハロウィーンの飾り付けをしている男性。突如、ハシゴがくずれ男性は屋根にしがみつき、通りがかりの子供に助けを求めます。が、呼んできたのは、近所の子供達。そして冷たい目線。。。。怖いですねぇ。。そう、何があるかわからない、お菓子をあげるなら良いものをと締めくくります。たぶん、去年この男性は子供達にろくなお菓子を上げなかったんでしょうね。。。要はスニッカーズを!ってことです。

5「志村うしろっ!!」って感じ?AT&T

こちらはアメリカの通信会社、AT&Tのコマーシャルです。志村うしろー!!って、私も世代ではありませんが、ドリフターズの舞台で聞くフレーズ通りに後ろに注目です。
オリジナルははこちらです。


季節もののコマーシャルってどこでも制作されますね!
日本もありますが、どれも可愛げがある仕上がりな気がします。
お気に入りのハロウィーンコマーシャルがあれば、是非教えてください!

明日はハロウィーンです。
皆さんは仮装パーティとかします?

それでは、ハッピーハロウィーン!
Saneyuki Owadaでした。
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2013年10月24日木曜日

素材の可能性。Kutiman-Thru-you. New art work Kutiman Thru Tokyo 新作!クティマン-スルー東京 from PBS Digital Studio.

こんばんわ。
みなさんKutimaさんをご存知ですか?
Youtubeで話題を呼び続けているイスラエルの
ミュージシャン兼プロデューサーで、 Thru Youというプロジェクトで知った方も多いのではないでしょうか?

Thru Youは2009年の事ですが、ざっくりと言いますとYoutube内にあるビデオ素材だけでRemixビデオを作ってしまおう!というプロジェクト。ただ、その精度がすごい!相当な月日を費やして制作されたと思いますが、そんな彼がこのたびTokyoを舞台にThru Tokyoと題して作品を作りました。
まずは、どうぞ。

東京で聞こえてくる音という音や映像を撮り貯めて、今までのYou tubeの枠を飛び出した新しい形のプロジェクト。といっても、今までの作品と違い、クティマン本人が撮影もし狙って撮影や素材を制作しているところはありますが。。
PBS Digital Studio Original Shorts Series として制作されています。
Creative DirectorがGROUNDRIDDIM こちらでその撮影模様が見られます。GROUNDRIDDIMブログ

東京を海外の方から見た目線って、いつもエネルギッシュでちょっと妖艶な感じですよね。住んでいる本人達は、そこまで思いませんが。そこが不思議です。

映像は写真の連続であり、その連続した写真が動画となり、その動画を切り貼りして生まれます。既存の素材を利用することで、あたらしい価値を生むクティマンのアートワークは本当に凄いですよね。

音楽的センスも必要ですし、素材をどう活かすかの編集的センスも関わってきます。
という事で、彼の過去の作品もどうぞ!



それにしても、このThru-youはほぼTwitterで広まり、7日間で100万ビューを獲得しているTwitter発信の初のミュージシャンでもあるんですよね。

彼の才能とアイデアの発見、そして根気がこのプロジェクトを成功に納めた、決して膨大な予算があった訳でもないアイデアで勝負しているところに、まだまだ映像のアイデアっていっぱいあるんだなと思いますよね。
素材をどう料理するかで美味くも不味くもなりますが、編集の力は偉大だなと思った映像でした。

さぁ、明日は金曜日!もう少しで週末です!
明日も楽しんでいきましょー!
Saneyuki Owadaでした!

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2013年10月21日月曜日

不可能を可能にする錯覚を利用した本田技研のCM。HONDA An impossible made possible 



みなさんこんにちわ。
目の錯覚って本当に不思議ですよね。
今回ご紹介するのは、HONDAのCR-Vの新しいコマーシャルです。
「An impossible made possible」と題されたこの映像は、CGではない原始的な目の錯覚を利用して、不可能だと思わせた一面を可能にしてしまう。
だまし絵のオンンパレード

本田技研が発表したこのCR-Vは新型ディーゼル車。現在2013年秋に欧州市場に投入したばかりの車だそうです。
なんでも、HONDAの新世代環境技術である「アースドエイーム」が採用され、エンジンは「i-DETC」という1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルは、クラス世界最軽量を目指し軽量化を施し、ガソリンエンジン並みの低フリクションを追求したそうです。

車に詳しくない私には、なんだかさっぱりですが、とにかく最近ディーゼル車が見直されて各ネーカーさんも色々出していますよね。

それにしても、このだまし絵は圧巻ですね。ほんと見る角度は限定されますが、コマーシャルの中で一つ一つ謎が解き明かされていく感じも不可能を可能にしていくHONDAの意気込みを感じます。

どうやら、メイキングもあるので、こちらもどうぞ!



大掛かりなセットもあったり、カメラワークの正確さも追求される撮影そうですよね。でも、こうやってCGやVFXが多用される中でアナログな手法で面白いことを見せるのも良いですよね!実際にその場で起こる現象ほど力強いものはないですよね。

広告代理店:McGarrybowen イギリス
クリエイティブディレクター:Paul Jordan, Angus Macadam
アートディレクター:Remco Graham
コピーライト:Richard Holmes
企画:Kevin Chesters, Max Kennedy
プロデューサー:Richard Firminger


実は昔、Audiのコマーシャルでも同じように目の錯覚を(とくにだまし絵の巨匠エッシャーネタを詰め込んだ)利用した表現がありました。これは、さすがにCGですが、、、これもまただまし絵が動く世界で見た場合のワクワク感がありますよね。

このような、「何だこれ?!」と脳を刺激する映像は面白いですよね。
アイデアは色々なところに転がっているし、でも知らないと利用もできない。
だから、なんでも吸収するのが魅力あるアイデア作りのきっかけになりそうですね。

Saneyuki Owadaでした!
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2013年10月3日木曜日

どんどん吸い込まれていく不思議な無限ズーム映像 NY41×41 Nokia Lumia1020のプロモビデオ


みなさん、こんにちわ。
映像はまだまだ発想の転換次第では、新しい事ができそうです。

ノキア NOKIA Lumia 1020という4100万画素のスマホのカメラの凄さを伝えるプロモーションビデオ「NY 41×41」がそれなんです。

映像監督はPaul Trilloさん。 
撮影はこのノキア Nokia Lumia 1020のみで撮影されました。

ニューヨークシティにある41のブロックを深夜から朝にかけて41のブロックごと1枚ずつ撮影し、その41枚の写真を編集で繋げた52秒の映像です。
この引き込まれるような不思議なズームの連続は、見る人を引き込み離さないパワーがあるように思えます。

画像の中に画像を配置して、また更に画像を配置しての連続、それをデジタルズームするのです。高画質の写真が撮れるNokia Lumia 1020だから出来るというのもさることながら、つなぎ目などをスムーズにしたり、撮影時のカメラ位置に対する技術も凄そうですが、アイディアはシンプルですよね。

この吸い込まれる無限ズームもっと詳しく知りたいと思われる方に朗報です。
嬉しい事にメイキングがあるのです。どうアプローチしたかが説明されています。


もっと詳しい作り方を知りたい方は、Andrew Kramerさんが提供するEarth Zoomというチュートリアルがオススメです。
このAfter effectsで作るやり方を利用すれば作れるはず。

全くの新しいことを発明するのは、難しいかもしれませんが
既にある技術を駆使し、ただ真似るのではなく、
自分なりにアレンジすることで、新しい映像は作る事はできるんですよね。

アイディアはどこに落ちているか、わからんので気を配りたいもんですなぁ。
Saneyuki Owadaでした!

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2013年9月30日月曜日

あり得ない!!水が逆流する、重力に逆らったイリュージョン!


皆さん、こんばんわ。
今回ご紹介するのは、映像にして初めて見えてくるイリュージョンのご紹介です。
既に色々なところで記事になっているかもしれませんが、
これは映像の原理を理解するのに、素晴らしい現象だったのでご紹介します。

さっそく映像をどうぞ!


こちら、Brusspopというイリュージョニスト集団が提供してるYoutubeでの映像です。
みなさんご覧の通り、水流が重力に抵抗して、水が止まってみえませんか?
これ、After EffectsやPhotoshopなど編集ソフトは一切使っていないのです。
普通じゃあり得ない水の流れに、戸惑うばかりですが、、

これは、ストロボ効果という現象を利用しているそうです。
仕組みは簡単です。
まず、水を流すためのホースをスピーカーで24ヘルツに振動させます。
その振動が伝わっている水を、フレームレート24fpsで撮影できるカメラで撮るだけです。
これによって、振動数とフレームレートが重なり、ファインダーを通して見ると、水があたかも止まって見えるというわけです。
そこで、このホースの振動を25ヘルツで振動させてやると、ゆっくりと水が流れ始めます。逆に32ヘルツで振動させると、なんと水は逆流しているかのように見えるのです。

このストロボ効果、一般の撮影時でも体験できるんですよ。悪い意味で。。。
というのも、みなさん蛍光灯下での撮影でちらつきを感じた経験はありませんか?
これは、フリッカー現象というのですが、こちらも蛍光灯の明滅回数とカメラのシャッタースピードの差によって起こるのです。
西日本と東日本では電源周波数が違いますが、それぞれに気を配っておけば回避できます。
例えば、東日本であれば電源周波数は50ヘルツです。撮影のフレームレートはそのままで、シャッタースピードを1/50か1/100にすれば点滅が同期して、フリッカー現象がなくなります。って事は、あの蛍光灯も実は細かいところでは点滅を繰り返しているって事にも驚きですよね。

それに似た現象で、今回のイルージョンもカメラのフレームレートに水の振動を合わせる必要があるんですね。

それにしても、不思議な現象って心奪われますよね。

この効果を利用したスポット映像が、実はあります。
オーディオ+ビジュアルアーティスト「JKD Collective」という集団の、初の映像作品が、このストロボ効果を利用した作品でした。



↑音楽専門チャンネルのスペースsyワーTV用に作られた60秒のステーションIDです。
そしてこちらがメイキング。

Making of Synchronized Drops from SPACE SHOWER TV on Vimeo.


こういう、発想や現象をいっぱいストックして、
ここぞ!というときに上手くアウトプットできると いいですよねぇ。

インプットは継続的に行っていきたいですね。
Saneyuki Owada でした。

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2013年9月26日木曜日

メルセデス・ベンツのマジックボディコントロールはニワトリをヒントにしている?


みなさん、こんばんわ。

バイオ・ミミクリーなるものをご存知ですか?
バイオミミクリーとは、生物の特性、機能を模倣し、私たちの生活に活用する学問のことです。
例えば、
新幹線はカワセミのくちばしを模倣して、
設計され空気抵抗を軽減したとか。

蚊の口を真似て、痛くない注射針を開発したりだとか。
巻貝を模倣した、PC用のファンだとか。
ハコフグの形状からヒントを得た、メルセデス・ベンツの車開発など。

生物界の中には、まだまだたくさん学ぶべきところがあるんだとか。

今回の映像は、むしろ逆で商品の性能を示すべく、動物の習性を利用したコマーシャルです。

まずは、ご覧ください。



メルセデス・ベンツが提供するマジックボディコントロールという前方路面の凸凹を認識して、四輪それぞれのクッション油圧を調整し、快適な乗り心地を実現する機能なんですが、
その例として、ニワトリさんを使って、上手く表現しています。
ニワトリのヘッドがブレず、しっかりと位置を維持しているところが、まさにマジックボディコントロールにぴったしなのです。

ですが、この表現手法、どこかで見た事があるなぁと思ったのですが、、

ありました。

以前、ご紹介した富士フィルムのX-S1というカメラの手振れ補正
コマーシャルと同じなのです!

どちらにせよ、着眼点が素敵ですよね。
ネタがかぶってはいるのですが、演出の仕方も違います。

表現のヒントはどこにでも隠れているということが、わかるコマーシャルでした。

バイオミミクリーにしても同様に、自然界の特徴が色々なところに活かされる可能性があるので、
何か煮詰まったときは外に目を向けてみるのもいいかもしれません。


Saneyuki Owadaでした!
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2013年9月17日火曜日

素材が命!ファストブランドで業績を上げるメキシカンフードチェーン。チポトレ!

こんばんわ。
みなさん、チポトレ メキシカングリル(Chipotole Mexican Grill)っていうチェーン店をご存知ですか?
最近、アメリカファストフード業界で業績を着々と上げるチェーン店の一つです。



そんな素敵チェーン店が展開するチポトレのゲームアプリのプロモーションビデオをご紹介します。
主人公はカカシ。NARUTOじゃないですよ。
ロボカラスが支配する人間用のフード業界で働かされている案山子が粗悪な材料と偽りのラベル表示にうんざり、そんな中で、自然で安心な食材とはなんだ?という問いかけに応えるべくアプリゲームの宣伝に繋がっていくこの映像、アプリゲームの宣伝にしては、本腰入れすぎている感じがありますが、まずはご覧下さい。


それにしても、なぜ業績が伸びているのか?新鮮な素材にこだわり、他のマクドナルドなどのファストフードチェーンとの差別化を計り、客単価が高く、価格競争にある負のスパイラルに陥っていない所です。

節約志向の高い客層ではなく、安全で良いものを食べたいと思う客層にターゲットを絞っているのです。そんな業態を
ファストカジュアルと言うらしいのですが、
ファストカジュアルとは、手の込んだ料理をセルフサービスで提供するビジネスモデル。つまるところ、普通のレストランで頂く料理を、ファストフードレストラン様式で提供するレストランなんです。

以前もこのブログ「初心に帰ろう。カンヌ広告受賞作品カンヌ広告祭でフィルム部門でグランプリを受賞したアメリカのメキシカンファーストフォード店 Chipotleの2分コマーシャルでも訴えていることです。




コンセプトがしっかり打ち出された広告は力を感じますね。
それにしても、最近はやはり消費にたいして、安かろう悪かろうという認知が上がってきたのでしょうか。外食業界では、食の安全は重要ですよね。

みなさんも、健康に気をつけてヘルシーライフをお送り下さい。
Saneyuki Owada でした!

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