2013年9月26日木曜日

メルセデス・ベンツのマジックボディコントロールはニワトリをヒントにしている?


みなさん、こんばんわ。

バイオ・ミミクリーなるものをご存知ですか?
バイオミミクリーとは、生物の特性、機能を模倣し、私たちの生活に活用する学問のことです。
例えば、
新幹線はカワセミのくちばしを模倣して、
設計され空気抵抗を軽減したとか。

蚊の口を真似て、痛くない注射針を開発したりだとか。
巻貝を模倣した、PC用のファンだとか。
ハコフグの形状からヒントを得た、メルセデス・ベンツの車開発など。

生物界の中には、まだまだたくさん学ぶべきところがあるんだとか。

今回の映像は、むしろ逆で商品の性能を示すべく、動物の習性を利用したコマーシャルです。

まずは、ご覧ください。



メルセデス・ベンツが提供するマジックボディコントロールという前方路面の凸凹を認識して、四輪それぞれのクッション油圧を調整し、快適な乗り心地を実現する機能なんですが、
その例として、ニワトリさんを使って、上手く表現しています。
ニワトリのヘッドがブレず、しっかりと位置を維持しているところが、まさにマジックボディコントロールにぴったしなのです。

ですが、この表現手法、どこかで見た事があるなぁと思ったのですが、、

ありました。

以前、ご紹介した富士フィルムのX-S1というカメラの手振れ補正
コマーシャルと同じなのです!

どちらにせよ、着眼点が素敵ですよね。
ネタがかぶってはいるのですが、演出の仕方も違います。

表現のヒントはどこにでも隠れているということが、わかるコマーシャルでした。

バイオミミクリーにしても同様に、自然界の特徴が色々なところに活かされる可能性があるので、
何か煮詰まったときは外に目を向けてみるのもいいかもしれません。


Saneyuki Owadaでした!
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