2014年11月11日火曜日

世の中はクリスマス商戦で忙しいけど、ちょっと温まろう。

みなさん
こんにちわ!

ハロウィーンが終われば、もうクリスマスの準備ですね!
広告業界もこぞってクリスマスの準備です。
特に海外、クリスマスを大事にする国は着々とCMが打ち出されています。


日本と違ってクリスマスは家族と過ごす大切な時間です。
日本のお正月にあたる感じですね。

去年はイギリスのデパートが、とんでもなキャンペーンをやらかしましたが、今回は
ハートフルな物語が多いようです。

<John Lewis Christmas Advert 2014>

ジョンルイスはイギリスのデパートです。
毎年、クリスマスになるとTVCM広告を制作し、印象的なストーリーを展開してデパートへ促す施策を実施しています。
しかし、TVで終われるほど今の世の中はシンプルではないのかもしれませんよね。。

この動画にちなんだ特設ページがあり、(http://www.johnlewis.com/christmas-advert-2014-montys-christmas
男の子のサムとペンギンのモンティー世界と、関連商品など、しっかりと導線のある仕上がりになっております。
クリスマスに想う、家族や友人への愛をコンセプトにサムのモンティーへの愛をうかがわせるキャンペーンです。

<Waitrose Christmas Advert 2014 The Ginger Bread Stall>
ウェイトローズはイギリスのちょっと高級なスーパーマーケットです。

こちらは学校で行われるクリスマスのチャリティーパーティーのジンジャーブレッド クッキー担当になってしまった女の子が主役。あまり積極的ではない彼女が 選ばれ、Waitorseの店員さんにアドバイスをもらいながら準備を始めます。しぶしぶ始めたものの、責任感が少しずつ芽生え、無事クッキーを販売します。最後に店員さんのために一つ残し、ありがとうを伝える。
キャンペーンのlineは"When you own something, you care a little more. Everyone who works at Waitorse owns Waitorse, so they care more." 自分ごとのように接する店員と、自分ごととして頑張った少女の温かいお話しでした。

<Boots Christmas Advert 2014 #Special Because>
ブーツはイギリスの薬局店です。

クリスマスは家族と過ごす特別な時間。
みんなが実家に集まります。プレゼントを用意しながら。愛する人のために。
そう、みんなの母へ。
きっと看護師の仕事をしている夜勤の母なのでしょう。
そんなお母さんのために、みんなが集い彼女の帰りを待つのです。
"Because She's Special" キャンペーンのlineも、どストレートです。

今回は海外、とくにイギリスの広告でしたが
3つともストーリーを大事に扱っていると感じます。
商品の素晴らしさ・安さ・機能面などを伝えるわけではなく
その場所で何が体験できるか、そのブランドがどんな思いを込めているのか。

もちろん、日々のCMでは商品を売るための施策もあります。
ただ、クリスマスという特別な日だからこそ、モノではなくコトにフォーカスしているのかもしれません。

ちなみに海外の人は、日本人がクリスマスにケンタ食べている光景が不思議でならないそうですよ。
彼らにしたら特別な日にジャンクフードを食べるようなものだそうです。

CMは季節を教えてくれるツールかもしれません。
旬や季節を大切にする日本人にも、こういったアプローチは通じるかもしれませんよね。

それでは、寒くなってきましたが、みなさんお身体に気をつけて!!
Saneyuki Owadaでした!

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