2013年10月30日水曜日

ハッピー・ハロウィーン!!ハロウィンに、ちなんだCM特集


Trick or Treat!
みんさん、ハロウィン仮装はしましたか?
ハロウィーンでは「Trick or Treat(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」と
玄関先で子供達が言う決まり文句ですね。
起源はアイルランドのケルト民族の大晦日が始まりだとか。。

さて、今回はそんなハロウィーンねたを集めました。

まずは、できたてホヤホヤ。CrestとOral-Bが共同で提供するCM?

1「激マズキャンディか歯ブラシか?!」Crest and Oral-B

ハロウィンが一年のうちで子供達が一番砂糖に触れる日だという仮定のもとに、シュガーフリーの健康キャンディーを制作。それを子供達に試食してもらうのですが、まぁ不味い事この上なく。。中には吐いちゃう娘もいたり。。。
こんな激マズなキャンディーを食べるくらいなら、美味しいの食べてしっかり歯を磨こうねというキャンペーン。 

2「安全が一番!MINI Countryman」


続いてこちらは、mini USAのCMです。
殺人鬼から必死に逃れるカップル、そこに見つけたminiに逃げ込む二人!だけど、追っかけてきた殺人鬼が、、、怯えてる!!そこに、また殺人鬼を追いかける殺人鬼が車に乗り込む!絶対絶命かと思いきや、その殺人鬼が前を指さし怯えている!!
車のカギを閉めて、必死に逃げる4人でした。。。
でも、しっかり車の性能を伝え、トランクにはチェーンソーも置けるスペースがあり、7箇所エアバッグサポートやらと、安全を提示。IIHS米国道路安全保険協会が3年連続 安全な車としてこのmini countrymanを選出してるそうです。

3「ハロウィーン衣装ならここしかない!!!」Party City


やはりハロウィーン大国アメリカと言わんばかりの品揃えを紹介しているECサイトのコマーシャルです。なんでもありですなぁ。。

4「お菓子の恨みは長い。。」Snickers


ハロウィーンの飾り付けをしている男性。突如、ハシゴがくずれ男性は屋根にしがみつき、通りがかりの子供に助けを求めます。が、呼んできたのは、近所の子供達。そして冷たい目線。。。。怖いですねぇ。。そう、何があるかわからない、お菓子をあげるなら良いものをと締めくくります。たぶん、去年この男性は子供達にろくなお菓子を上げなかったんでしょうね。。。要はスニッカーズを!ってことです。

5「志村うしろっ!!」って感じ?AT&T

こちらはアメリカの通信会社、AT&Tのコマーシャルです。志村うしろー!!って、私も世代ではありませんが、ドリフターズの舞台で聞くフレーズ通りに後ろに注目です。
オリジナルははこちらです。


季節もののコマーシャルってどこでも制作されますね!
日本もありますが、どれも可愛げがある仕上がりな気がします。
お気に入りのハロウィーンコマーシャルがあれば、是非教えてください!

明日はハロウィーンです。
皆さんは仮装パーティとかします?

それでは、ハッピーハロウィーン!
Saneyuki Owadaでした。
クレスコモーションデザイン公式サイトはこちら!
クレスコスタッフブログはこちら!

2013年10月24日木曜日

素材の可能性。Kutiman-Thru-you. New art work Kutiman Thru Tokyo 新作!クティマン-スルー東京 from PBS Digital Studio.

こんばんわ。
みなさんKutimaさんをご存知ですか?
Youtubeで話題を呼び続けているイスラエルの
ミュージシャン兼プロデューサーで、 Thru Youというプロジェクトで知った方も多いのではないでしょうか?

Thru Youは2009年の事ですが、ざっくりと言いますとYoutube内にあるビデオ素材だけでRemixビデオを作ってしまおう!というプロジェクト。ただ、その精度がすごい!相当な月日を費やして制作されたと思いますが、そんな彼がこのたびTokyoを舞台にThru Tokyoと題して作品を作りました。
まずは、どうぞ。

東京で聞こえてくる音という音や映像を撮り貯めて、今までのYou tubeの枠を飛び出した新しい形のプロジェクト。といっても、今までの作品と違い、クティマン本人が撮影もし狙って撮影や素材を制作しているところはありますが。。
PBS Digital Studio Original Shorts Series として制作されています。
Creative DirectorがGROUNDRIDDIM こちらでその撮影模様が見られます。GROUNDRIDDIMブログ

東京を海外の方から見た目線って、いつもエネルギッシュでちょっと妖艶な感じですよね。住んでいる本人達は、そこまで思いませんが。そこが不思議です。

映像は写真の連続であり、その連続した写真が動画となり、その動画を切り貼りして生まれます。既存の素材を利用することで、あたらしい価値を生むクティマンのアートワークは本当に凄いですよね。

音楽的センスも必要ですし、素材をどう活かすかの編集的センスも関わってきます。
という事で、彼の過去の作品もどうぞ!



それにしても、このThru-youはほぼTwitterで広まり、7日間で100万ビューを獲得しているTwitter発信の初のミュージシャンでもあるんですよね。

彼の才能とアイデアの発見、そして根気がこのプロジェクトを成功に納めた、決して膨大な予算があった訳でもないアイデアで勝負しているところに、まだまだ映像のアイデアっていっぱいあるんだなと思いますよね。
素材をどう料理するかで美味くも不味くもなりますが、編集の力は偉大だなと思った映像でした。

さぁ、明日は金曜日!もう少しで週末です!
明日も楽しんでいきましょー!
Saneyuki Owadaでした!

クレスコモーションデザイン公式サイトはこちら!
クレスコスタッフブログはこちら!

2013年10月21日月曜日

不可能を可能にする錯覚を利用した本田技研のCM。HONDA An impossible made possible 



みなさんこんにちわ。
目の錯覚って本当に不思議ですよね。
今回ご紹介するのは、HONDAのCR-Vの新しいコマーシャルです。
「An impossible made possible」と題されたこの映像は、CGではない原始的な目の錯覚を利用して、不可能だと思わせた一面を可能にしてしまう。
だまし絵のオンンパレード

本田技研が発表したこのCR-Vは新型ディーゼル車。現在2013年秋に欧州市場に投入したばかりの車だそうです。
なんでも、HONDAの新世代環境技術である「アースドエイーム」が採用され、エンジンは「i-DETC」という1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルは、クラス世界最軽量を目指し軽量化を施し、ガソリンエンジン並みの低フリクションを追求したそうです。

車に詳しくない私には、なんだかさっぱりですが、とにかく最近ディーゼル車が見直されて各ネーカーさんも色々出していますよね。

それにしても、このだまし絵は圧巻ですね。ほんと見る角度は限定されますが、コマーシャルの中で一つ一つ謎が解き明かされていく感じも不可能を可能にしていくHONDAの意気込みを感じます。

どうやら、メイキングもあるので、こちらもどうぞ!



大掛かりなセットもあったり、カメラワークの正確さも追求される撮影そうですよね。でも、こうやってCGやVFXが多用される中でアナログな手法で面白いことを見せるのも良いですよね!実際にその場で起こる現象ほど力強いものはないですよね。

広告代理店:McGarrybowen イギリス
クリエイティブディレクター:Paul Jordan, Angus Macadam
アートディレクター:Remco Graham
コピーライト:Richard Holmes
企画:Kevin Chesters, Max Kennedy
プロデューサー:Richard Firminger


実は昔、Audiのコマーシャルでも同じように目の錯覚を(とくにだまし絵の巨匠エッシャーネタを詰め込んだ)利用した表現がありました。これは、さすがにCGですが、、、これもまただまし絵が動く世界で見た場合のワクワク感がありますよね。

このような、「何だこれ?!」と脳を刺激する映像は面白いですよね。
アイデアは色々なところに転がっているし、でも知らないと利用もできない。
だから、なんでも吸収するのが魅力あるアイデア作りのきっかけになりそうですね。

Saneyuki Owadaでした!
クレスコモーションデザイン公式サイトはこちら!
クレスコスタッフブログはこちら!

2013年10月3日木曜日

どんどん吸い込まれていく不思議な無限ズーム映像 NY41×41 Nokia Lumia1020のプロモビデオ


みなさん、こんにちわ。
映像はまだまだ発想の転換次第では、新しい事ができそうです。

ノキア NOKIA Lumia 1020という4100万画素のスマホのカメラの凄さを伝えるプロモーションビデオ「NY 41×41」がそれなんです。

映像監督はPaul Trilloさん。 
撮影はこのノキア Nokia Lumia 1020のみで撮影されました。

ニューヨークシティにある41のブロックを深夜から朝にかけて41のブロックごと1枚ずつ撮影し、その41枚の写真を編集で繋げた52秒の映像です。
この引き込まれるような不思議なズームの連続は、見る人を引き込み離さないパワーがあるように思えます。

画像の中に画像を配置して、また更に画像を配置しての連続、それをデジタルズームするのです。高画質の写真が撮れるNokia Lumia 1020だから出来るというのもさることながら、つなぎ目などをスムーズにしたり、撮影時のカメラ位置に対する技術も凄そうですが、アイディアはシンプルですよね。

この吸い込まれる無限ズームもっと詳しく知りたいと思われる方に朗報です。
嬉しい事にメイキングがあるのです。どうアプローチしたかが説明されています。


もっと詳しい作り方を知りたい方は、Andrew Kramerさんが提供するEarth Zoomというチュートリアルがオススメです。
このAfter effectsで作るやり方を利用すれば作れるはず。

全くの新しいことを発明するのは、難しいかもしれませんが
既にある技術を駆使し、ただ真似るのではなく、
自分なりにアレンジすることで、新しい映像は作る事はできるんですよね。

アイディアはどこに落ちているか、わからんので気を配りたいもんですなぁ。
Saneyuki Owadaでした!

クレスコモーションデザイン公式サイトはこちら!
クレスコスタッフブログはこちら!